2009年10月24日土曜日

釣り

昔私がまだ中学生?いや、高校生の頃だったかな?親父と釣りに行ったときの話しをします。
それは夏休みの暑い日でした。親父の実家は漁業をやっていて船をもっています。
その船を借りて海で釣りをすると言うことなので一緒に親父の実家の近くの海に行きました。
船着場に自転車を止め、船を探しながら船まで歩きます。
「あ、この船だ。」親父が指差す船を見るとそれは木造の舟で横幅は60cm位の小さなものでした。「これなの?これ今にも沈みそうなんじゃ・・・」(不安を覚える小ささでしたw)
「いや、これでイケル」と親父は舟に乗り込みました、私も(しょうがねぇな、まぁ一か八か行ってみるか)と思いながら舟に乗り、エンジンスタートです。

しばらく沖に向かって舟を進め、適当な場所で止め釣り始めました。まず私が最初の魚をヒット。アイナメでした。
これはいつもどおりです。(親父と釣りをすると先に釣上げるのはいつも私でしたが、それ以降は全く釣れないというのが私のパターンwwwww)
この日もパターンに例外は無く、一匹釣った後はあたりがきません。まあ予想どうりでしたがw。

この日初めての舟釣りだった私は案の定来ましたよ。船酔いがw 舟が波に揺れるたびに頭痛と吐き気が私を襲います。船の上なので逃げ場はありませんw 買って置いたカキ氷を食べて
みましたがそんなんで回復するはずもありません。付近を大きな漁船が通過しました。すると親父はあわてて舟を方向転換させます。漁船が通ったときの波がこちらにやってくるからですが、その波に対して舟を垂直にしないと小さい船なので転覆の恐れがあるらしいのですw

その日は親父も3匹しか釣れずあきらめて陸に戻りましたw
そして私は家に着いてからもしばらくは舟の上で波に揺られる感覚が残っていてユラユラでしたね。このことは今でも鮮明に覚えていますね。
ある暑い夏の一日でした。